豊胸に関するコラムをチェックしよう!

豊胸コラム

豊胸の安全性とリスク

豊胸って何となく怖いイメージを持っている方が多いと思いますが、現在の豊胸は人体への影響を最小限に抑えるべく大分改良されたので、今では非常に安全性の高い美容医療になりつつあります。しかし、リスクがゼロではないのも事実です。主な豊胸3種類の安全性とリスクについて、それぞれご紹介します。

2021.7.30更新
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豊胸の安全性は時代とともに高くなっている

日本で豊胸が流行り始めたのは1950年代。この頃は身体に悪影響のあるロウソクやクレヨンの原料であるパラフィンなどを注入剤として利用され、当然ながら多くの健康被害が出ていました。そこから、1963年にダウコーニング社がシリコン製のバッグにシリコンジェルを詰めた乳房インプラントを開発され、シリコンバッグが流行り始めますが、破損による変形や漏出などで健康被害が相次ぎ、一時停止することもありました。
そこから様々な改良がなされ、現在の豊胸は人体に入れても自然と吸収されるような素材を使用したり、万が一破損しても内容物が外に流れ出ないタイプを採用したりと、安全性の高い美容医療に変わりつつあります。しかし、豊胸は現時点でどの施術も少なからずリスクが存在し、絶対に安全とは言い切れないのも、また事実なのです。

施術ごとの安全性やリスクを比較

ヒアルロン酸豊胸

ヒアルロン酸は元々人体に存在する成分なので、比較的身体への負担や影響が少ない豊胸術とされています。メスを使わず注射針のみなので、身体に傷が残りにくいのもポイントです。ヒアルロン酸豊胸で気をつけるリスクとして、しこりができる原因になりやすいという点があります。これは、体質による場合もありますが、一度にヒアルロン酸を大量に注入を行ったり、サイズがまばらになっているような質の悪いヒアルロン酸を使用することで、しこりになるリスクが高まるとされています。
しこりを放置すると、発がんなど大きなトラブルに発展する可能性があるので、万が一できた場合はヒアルロン酸を溶解する酵素でしこりを分解する注射方法や切開手術で除去します。

シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグ豊胸は、人工物を身体に入れるので他の豊胸に比べるといろんなリスクが想定されます。シリコンバッグ豊胸の一番のリスクがカプセル拘縮で、原因はスムーズタイプのシリコンバッグを挿入した際にマッサージを怠り、被膜がシリコンバッグの周りにできてしまうことで起こります。もし、マッサージが面倒だと思う方は、最初からマッサージが不要な物だと、テクスチャードタイプを選ぶと良いです。
他にも、二重の胸のなるダブルバブルやバッグ破損があります。また、シリコンバッグを入れていると乳がん検診も受けられない場合があります。

脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸は自分の脂肪を使用するため、安全と謳われているところもありますが、ヒアルロン酸同様しこりの原因になりやすく、原因も大抵人為的なものによって起きるとされています。人為的な要因の例として、一度に大量の脂肪を注入したり、不純物が入ったままの脂肪を使用することが、しこりの原因になりやすくなります。
他にも、胸が石のように硬くなる石灰化、被膜が線維化してしまう瘢痕化があります。

豊胸を知ることでリスクを最小限に抑えられる

リスクがたくさんあり、怖く思えてしまうかもしれませんが、豊胸を知る上でリスクの把握は非常に重要です。体質の面でのリスクは避けらないとしても、人為的な要因はクリニックの技術レベルや施術内容を把握することで回避することも可能です。カウンセリングでの確認はもちろん、公式サイトだけでなく、実際に豊胸をした方の口コミは欠かせない情報源になると思います。
胸は一生もので、自分の大切な身体の一部です。自分の大切な一部を安心して任せられるクリニック・施術選びが、豊胸術のリスクを最小限に抑えることができます。

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